がん患者団体支援機構

代表者挨拶

第12回がん患者大集会へ向けて

 特定非営利活動法人がん患者団体支援機構は、2005年以来、毎年「がん患者大集会」を
開催し、日本のがん医療への提言を続けてまいりました。
第1回大集会は大阪HNKホールで開催され、翌年2006年6月のがん対策基本法制定に
大きな役割を果たしました。そのがん対策基本法も今年で制定から10年を迎えます。
国会では改正が議論されており、それを受けて、昨年2015年の第11回がん患者大集会
では「いのちに希望をーpart2 がん対策基本法改正に向けて」をテーマに、患者・家族、
医療関係者から集めたがん対策基本法改正への意見発表を行いました。
また、先端医療と呼ばれる最新の治療法の現状と課題についても専門家にお話をいただきました。

 本年の第12回がん患者大集会は、秋田県にて開催いたします。
改正基本法のもと、新たながん対策のスタートの年になると思いますので、
「がん、新時代を生きる」のタイトルのもと、秋田県の患者さんとその家族、
医療者の皆さんに加え、支援者の方々に日頃の活動・試みを発表していただき、
患者・家族・支援者・医療者が一緒に生きていく新時代にふさわしい
大集会にしたいと思います。
シンポジウムでは、患者と医療者がよりよい関係を保ちながら、がん患者が地域の中で
安心して暮らせる社会について議論を展開していきたいと思います。

 第6回がん患者大集会より、インターネットを利用した中継動画配信及び、
ソーシャルネットワークを利用し、参加できない方々も生中継を視聴しながら、
ご意見を会場に送ることが可能となりました。このシステムを利用し、幅広く意見を集め、
アピール文を作成し、参加者の意見として行政に届け、よりよい国の対策につなげていきます。

 全国のみなさん。秋田の本会場、東京のサブ会場、全国のサテライト会場に
ぜひご参加ください。第12回がん患者大集会の詳細については今後このHPを通して
順次お知らせいたします。

平成28年4月1日
NPO法人 がん患者団体支援機構 理事長 浜中 和子

理事長就任挨拶

 NPO法人がん患者団体支援機構全会員の皆様へ

NPO法人 がん患者団体支援機構 理事長 浜中 和子

 がんは1981年以来、日本人の死亡原因のトップを占めており、年間34万人の方が
がんで亡くなっています。

 NPO法人がん患者団体支援機構は、2005年5月28日第一回がん患者大集会が
開催された年の12月にがん患者大集会の支持母体として、設立されました。
初代理事長の三浦捷一氏、二代目の俵萠子氏、三代目の鳥越俊太郎氏の後を次いで、
この度私が理事長に就任いたしました。

 わたくし浜中和子は、自身が1993年に乳がんになって以来、医師でありながら
がん患者の立場でがん患者支援活動を続けてまいりました。

 2005年の第一回がん患者大集会にも参加し、がん患者団体支援機構設立時より
理事に就任してまいりました。その後2007年より事務局長を務め
第三回がん患者大集会では、実行委員長として大会の開催運営を果たしてまいりました。
2009年より副理事長を務め、この度6月5日の総会及び総会後の理事会において理事長に
選任されました。

 2006年にがん対策基本法が制定され、日本のがん医療の環境も改善されつつあります。
また全国に患者会も多数設立され、各地で患者会活動も盛んに行われております。
このような時期に、がん患者団体支援機構の理事長に就任し、その責任の重大さを
ひしひしと感じているところです。

 当機構には現在40あまりの患者団体が属し、また100名あまりの個人会員の方が
入会されています。今後、全国の患者会の方々とコミュニケーションを深め、
日本のがん医療における諸問題についてともに考えていきたいと思っています。
皆様からもご意見をお伺いしたいと思っておりますので、どうぞ何なりとお知らせ下さい。

 3月11日に東日本大震災を経験した日本は、ひとつのターニングポイントを
迎えていると言えるでしょう。この難局を乗り越え、またがん患者さんががんになっても
変わらない自分らしい生活が出来るように今後とも誠心誠意精進していきたいと思っています。

 今年度は理事も改選され、再任の理事も新任の理事も心新たに、
任務を推進する意気込みでおります。

 私どもはこれまで六回のがん患者大集会を開催し、今年は第七回がん患者大集会を
11月に開催予定です。今年も多くの皆様のご参加、ご協力をお願い致します。

皆様どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

平成23年6月吉日