がん患者団体支援機構

最新のがん患者大集会

第13回がん患者大集会 特別後援 中村祐輔先生講演

アピール文

11月26日(日)第13回がん患者大集会無事終了致しました。
会場で、以下のアピール文を採択し提出致しましたのでお知らせします。
【厚生労働省】
1.がんの治療に関して
(1)「がんの治癒を目指して」
がん患者は、”治る治療”を望んでいます。そのために、ゲノム医療や免疫療法など高度先進医療の研究が促進され、どこに住んでいても患者一人ひとりが自分に合った最適な治療を受けられる体制の構築を望みます。がんプレシジョン医療実現に向け、患者への情報提供体制、遺伝カウンセラーの育成等の基盤整備を迅速にお願いします。
(2)「地域格差の解消」
地方での専門医不足、特に希少がん・難治性がんの専門医不足は深刻です。
専門の拠点病院を地域ブロック毎に集約し、研究や治験、治療が容易に実施できる体制を整えてください。
2.拠点病院に関して
(1)各拠点病院に腫瘍センター等の腫瘍を総合的に診れる部署の設置、体制の整備をお願いします。
(2) 拠点病院に、リンパマッサージ等の術後ケア、後遺症のケアや副作用のケア専門のケアセンターの設置を要望します。
(3)相談支援センターをいっそう充実させ、臨床心理士、ピアサポーター等によるがん告知から終末期までの患者と家族の心のケアをお願いします。
3.支援について
(1)小児がん経験者とAYA世代患者の長期フォローアップ、働く世代、高齢者等のライフステージ毎の患者支援並びに独居がん患者の支援体制の構築をお願いします。
(2)治療費や検査費が高額なため、治療を断念する患者も多くいます。また、家族が介護のために仕事を辞めざるをえず経済的に困窮するケースもあります。経済面からがん患者とその家族を守るための支援策をお願いします。
4.予防・早期発見について
(1)予防薬の開発や啓発によるがん予防、早期発見、さらにがんの転移・再発の早期発見の取り組をお願いします。
(2)がん検診精度・技術の向上を希望します。
検診で見落としを少なくするため、特に乳がんの超音波検診の導入等検診方法と年代規定の見直しをお願いします。

【日本医師会】
1.地域連携の医療の充実
がんの早期発見のため、かかりつけ医から専門の拠点病院等への紹介など、迅速かつ適切なご対応をお願いします。
2.地域包括ケアの推進
がん患者が住み慣れた地域で最期まで尊厳をもって生活できるよう地域包括ケアシステムの更なる充実をお願いします。また、拠点病院との連携を密にし、在宅医療の充実をお願いします。
3.チーム医療体制の充実
医師以外に、がん専門看護師等を診察室に配属し、治療法やセカンドオピニオンなどについて気軽に相談できる体制にしてください。また、医師の知識と技術力の向上を望みます。
4.全人的がん医療の実現へ
がんと診断された時から、医師や医療従事者が患者の心の声を汲み取ろうとする姿勢を失わず、病院全体で患者の気持ちに寄り添う「全人的がん医療」の実現に取り組んでください。

【社会・がん患者・家族】
社会へのアピール
1.「がんは他人ごとではない」という認識をもち、自身で健康管理に励み、がんの早期発見に務めましょう。
2.がんになったことで、社会の中で疎外感に苦しむ患者が多く存在します。偏見、差別をなくし、学校教育などを通して家庭、学校、職場でも理解し合い、不安なく暮らせる社会にしましょう。
がん患者さんへのアピール
1.自分のがんについて、正しい情報を得てよく理解し、適切な治療選択ができるよう心がけましょう。
2.がん経験者として、がん体験談や死生観等を積極的に語り、社会の無理解や偏見、死をタブー視する見方を変えていきましょう。
3.がん患者会やがんサロンに積極的に参加しましょう。患者同士が互いに支え合い(ピアサポート)、治療を受けながらも前向きに生活していきましょう。

第13回がん患者大集会

私共NPO法人がん患者団体支援機構では、「変えよう日本のがん医療、手をつなごう患者と家族たち」をメインテーマに毎年「がん患者大集会」を開催してまいりました。
第13回がん患者大集会は、「これからのがん医療が目指すもの」~患者の力をどう活かすか? ~」をテーマに東京医科歯科大学で開催します。がん対策基本法成立後10年を超えてがん患者に向けてアンケートを実施し、今一度、セカンドオピニオン、在宅ケア、相談支援センター、ピアサポート、医者と患者の関係、がん治療の地域格差等について、どの程度認識できているか、検討したいとおもいます。
皆様、ぜひご参加よろしくお願いします。

20171126

パンフレット(PDF)

プロフィール紹介

パンフレット(PDF)

がん患者大集会のテーマ

これからのがん医療が目指すもの~患者の力をどう活かすか?~

開催日時

●開催日時2017年11月26日(日) 開始:13時 終了:16時(予定)
●メイン会場 (東京):東京医科歯科大学M&Dタワー 鈴木章夫記念講堂
(東京都文京区湯島1-5-45)

※各地がん患者サロン等のサテライト会場へ参加
※インターネット放送・ソーシャルネットワークを利用した
個人視聴(スマートフォン視聴可)

参加対象

がん患者・体験者・家族・医療・福祉関係者・支援者・がん医療に関心のある方

参加費

無料

申込方法

こちらのチラシをダウンロードしてお申し込みください。

主催

特定非営利活動法人がん患者団体支援機構
第13 回がん患者大集会実行委員会
東京医科歯科大学医学部附属病院 腫瘍センター

後援

厚生労働省,文部科学省,東京都,国立研究開発法人国立がん研究センター,公益社団法人 日本医師会,公益社団法人 日本看護協会,公益社団法人 日本薬剤師会,一般社団法人 日本臨床衛生検査技師会,日本癌学会,一般社団法人 日本癌治療学会,一般社団法人 日本血液学会,一般社団法人 日本サイコオンコロジー学会,日本製薬工業協会,公益財団法人 日本対がん協会,一般社団法人 日本医療機器産業連合会,日本死の臨床研究会,一般社団法人 共同通信社,特定非営利活動法人日本ホスピス在宅ケア研究会,公益社団法人日本臨床腫瘍学会, NPO法人 楽患ねっと,NPO法人婦人科悪性腫瘍研究機構(JGOG),特定非営利活動法人 地域チーム医療推進協議会,公益財団法人正力厚生会,社会福祉法人NHK厚生文化事業団,公益社団法人 日本臨床細胞学会 細胞検査士会,特定非営利活動法人 日本緩和医療学会,公益財団法人 先端医療振興財団,読売新聞社,朝日新聞社,日本経済新聞社,中国新聞社,毎日新聞社,産経新聞社,

協賛

大鵬薬品工業株式会社,一般社団法人 MDRT日本会,ヤンセンファーマ株式会社,日本イーライリリー株式会社,グラクソ・スミスクライン株式会社,アストラゼネカ株式会社,ファイザー株式会社,エーザイ株式会社,㈱オズ・インターナショナル,MSD株式会社

寄附

新尾道薬局,医療法人 浜中皮ふ科クリニック,

お問合せ

お問い合わせは、こちらからお願い致します

プログラム

*11時より開催: 会場のエントランスにてがん患者団体等の展示ブース
(12:50より乳がんリハビリ・自己検診「のの字の歌体操」)
第1部13:00~15:00
①特別講演:「がんの治癒を目指して」 中村祐輔先生(シカゴ大学医学部 教授)
②講演:医師の部:「がん医療における患者力とは」
澤祥幸先生(岐阜市民病院がん診療局長)
③講演:患者の部:「患者力を活かした活動報告」
・「‟生き方を考える活動”を通して見えてきたもの」
宮本直治氏(がん患者グループゆずりは 代表)
・「がんのその後の人生設計」
阿南里恵氏(特定非営利活動法人日本がん・生殖医療学会 理事)
④アンケート結果報告 浜中和子(特定非営利活動法人がん患者団体支援機構 理事長)

第2部シンポジウム「患者の力をどう活かすか」15:10~16:00
コーディネーター:町永俊雄氏(福祉ジャーナリスト)
シンポジスト:中村祐輔先生、澤祥幸先生、宮本直治氏、阿南里恵氏、
三宅智先生(東京医科歯科大学医学部附属病院腫瘍センター長)

第3部アピール文提出(厚生労働省、日本医師会等へ)16:10 終了


第12回がん患者大集会の動画です