がん患者団体支援機構

第12回がん患者大集会

 私共NPO法人がん患者団体支援機構では、「変えよう日本のがん医療、手をつなごう患者と家族たち」をメインテーマに毎年「がん患者大集会」を開催してまいりました。  今年は、秋田県にて「第12回がん患者大集会」を開催する運びとなりました。  本年は改正基本法のもと、新たながん対策のスタートが切られる年になるかと思います。次の10年に向けた最初の年に、「がん、新時代を生きる」のタイトルのもと、秋田県内でのがんの取り組みを紹介させていただき、今後の在り方を議論し、患者・家族・支援者・医療者が一緒に生きていく新時代にふさわしい大集会にしていきたいと思っております。  皆様、ぜひご参加よろしくお願いします。

第12回がん患者大集会は終了致しました

多くの皆様にご参加いただきありがとうございます。アピール文をここに掲載いたします。 「患者・家族、医療者、支援者、みな一緒に生きていこう」を実現するために

【厚生労働省へ】 ・医師不足の解消等、地方での医療インフラの整備、遠隔医療の整備に力を入れてください。
・がん患者の声に向き合うがん医療人の育成に力を入れてください。
・地域に特徴的ながんの研究を進め、がん死亡率の高い地域のがん対策に真剣に取り組んでください。
・希少がん・難治性がん患者への情報提供体制と診療体制を連動させ、希少がん患者が最善の治療を受けられる体制を整えてください。
・全ての地域において、義務教育の場でのがんを通しての「いのちの授業」などを活用し、がん患者の人間としての尊厳が守られる社会をめざしてください。

【日本医師会へ】 ・がん死亡率を下げるため、がんの早期発見をお願いします。
・がん患者が声をあげることができる社会になるためのご協力をお願いします。
・患者に寄り添う医療者の姿が、患者にとって大きな支えとなることを全医療者に理解していただきたいと思います。
・がん患者が退院後の療養生活を心配なく送れるように全国各地で地域包括ケアの推進をお願いします。

【がん患者の皆さんへ】 ・がんになっても「あなたのままで」自分らしく生きましょう。
・がんになったからこそできること、授かった力があります。自信をもってどんどん発信していきましょう。

【全ての人へ】 ・がんはもはや特別な病気ではありません。「がん=死」でもありません。がんに対する理解を深め、がん患者への間違った見方を改めましょう。
・がんに向き合う社会づくりに努めましょう。
・がん予防に務めましょう。そのために禁煙、減塩、減酒に取り組み、運動量を増やしましょう。


第12回がん患者大集会の動画です

20160620

がん患者大集会のテーマ

     がん、新時代を生きる~患者・家族、医療者、支援者、みな一緒に生きていこう~

開催日時

      ●メイン会場(秋田):秋田県児童会館 けやきシアター(定員750 人)
               (秋田市山王中島町1-2)
      ●サブ会場 (東京):東京医科歯科大学医学部3号館〈2階)医学科講義室1
                (東京都文京区湯島1-5-45)
      ●サブ会場 (関西):神戸市兵庫県民会館 303号室
       ※各地がん患者サロン等のサテライト会場へ参加
       ※インターネット放送・ソーシャルネットワークを利用した
        個人視聴(スマートフォン視聴可)

参加対象

     がん患者・体験者・家族・医療・福祉関係者・支援者・がん医療に関心のある方

参加費

     無料

申込方法

     こちらのチラシをダウンロードしてお申し込みください。

主催

     特定非営利活動法人がん患者団体支援機構
     第12 回がん患者大集会実行委員会

共催

     秋田大学大学院医学系研究科臨床腫瘍学講座
     東京医科歯科大学医学部附属病院 腫瘍センター

後援

秋田県,秋田市,男鹿市,潟上市,鹿角市,能代市,大館市,北秋田市,仙北市,大仙市,由利本莊市,にかほ市,横手市,湯沢市,(一社)秋田県医師会,(一社)秋田県歯科医師会,(一社)秋田県薬剤師会,(公社)秋田県看護協会, 秋田魁新報社,北羽新報社,NHK秋田放送局,ABS秋田放送,AKT秋田テレビ,AAB秋田朝日放送,あけぼの秋田,秋田婦人科がんセルフヘルプグループSNOW WHITE,秋田県がん患者団体連絡協議会 きぼうの虹(秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」, 秋田・生と死を考える会, 秋田がんサポートグループ「ぴあcafe」, 大館虹の会, がん検診をすすめる会, 胸腺腫・胸腺がん患者会ふたつば, と個人会員で構成)
厚生労働省, 文部科学省, 国立研究開発法人国立がん研究センター, (公社)日本医師会, (公社)日本看護協会,(公社)日本薬剤師会, 日本癌学会, (一社)日本癌治療学会, (一社)日本臨床衛生検査技師会, (一社)日本血液学会,(一社)日本サイコオンコロジー学会, 日本製薬工業協会, (公財)日本対がん協会, (一社)日本医療機器産業連合会,日本死の臨床研究会, NPO法人日本ホスピス在宅ケア研究会, (公社)日本臨床腫瘍学会, NPO法人婦人科悪性腫瘍研究機構,NPO法人地域チーム医療推進協議会, (公財)正力厚生会, (福)NHK厚生文化事業団,日本臨床細胞学会細胞検査士会,NPO法人日本緩和医療学会, NPO法人楽患ねっと, (公財)先端医療振興財団,読売新聞社, 朝日新聞社, 日本経済新聞社,中国新聞社, 毎日新聞社, (一社)共同通信社, 産経新聞社,

協賛

ヤンセンファーマ㈱, ファイザー㈱, (一社)MDRT日本会, グラクソ・スミスクライン㈱, 日本イーライリリー㈱,㈱ヤマダフーズ,アストラゼネカ㈱, エーザイ㈱, ㈱大沢商事, ㈱オズ・インターナショナル, サノフィ㈱,新尾道薬局, 中外製薬㈱, 医療法人尚仁会 松田記念泌尿器科クリニック, アステラス製薬㈱, MSD㈱,㈱中央科学

協力

公益社団法人日本臨床細胞学会 細胞検査士会, (一社)MDRT日本会, NPO法人わたしのがんnet (「認知症の夫と共にがんを生き抜いた宮﨑記代子さんの絵手紙展」(熊本天草)同時開催)

お問合せ

     お問い合わせは、こちらからお願い致します

プログラム(予定)

     第1部 がん患者・家族、医療者、支援者の取り組み紹介 13:00~14:40
     ①「がんだと言おう!」
            武藤陽子氏 (乳がん体験者)
     ②「医師と二人三脚で希少がん治療に向き合う」
            近藤セツ子氏 (胸腺腫・胸腺がん患者会 ふたつば代表)
     ③「夫婦で歩み、夫婦で決意」
            安岡里江氏&明雄氏
            (がん患者と家族のリンクカフェ「あなたのままで」代表)
     ④「Smile(すみれ)の会と歩んで11年」
            片寄喜久先生 (市立秋田総合病院 乳腺・内分泌外科科長)
     ⑤「寄ってみませんか!『おらほの暮らしの保健室in 秋田大学』へ」
            中村順子先生
            (秋田大学大学院医学系研究科付属地域包括ケアセンター教授)
     ⑥「医師として患者として‘いのち’に向き合う」
            中村正明先生 (雄勝中央病院院長)
     ⑦「‘ささら舞’で免疫アップ ~民謡真室川音頭にのせて~」
            がん患者と支援者たち

     第2部 シンポジウム: 「がん、新時代を生きる」 14:50~15:40
      ●柴田 浩行先生(秋田大学大学院医学系研究科臨床腫瘍学講座教授)
      ●橋爪 隆弘先生(秋田県医師会 はしづめクリニック院長)
      ●菊地 富貴子氏
         ((公社)秋田県看護協会 訪看ステーションあきた 訪問看護部長)
      ●コーディネーター 町永俊雄氏(福祉ジャーナリスト)
      ●藤井婦美子氏(秋田県肺がんネットワーク「あけびの会」代表)
      ●小坂 和子氏(秋田・こころのネットワーク会長・遺族)
      ●佐々木 健氏(厚生労働省 がん・疾病対策課長)
                  (出演者等変更する場合もあります)

     第3部 他会場との意見交換 & アピール(厚生労働省、日本医師会等へ)
     16:00 終了