がん患者団体支援機構

イベント情報

第14回がん患者大集会終了致しました

開催日: 2018/12/03

11月25日(日)第14回がん患者大集会無事に終了しました。
今回のテーマは「患者力」。
午前中の患者会の発表では、どなたも本当にすばらしい患者力の発表でした。
各地区での活動発表を聴いて皆さんが頑張っていらっしゃるお姿に感動しました。
午後の垣添忠生先生のご講演にも感銘を受けました。
先生が77歳という年齢にもかかわらず、「全国縦断がんサバイバー支援ウォーク」に挑戦しアクティブに活動していらっしゃるお話をお聞きして、私も後輩としてまだまだ頑張らなければいけないと心に強く思った次第です。
坂下千瑞子先生の体験発表と活動発表も素晴らしく、先生のいつも優しい素敵な笑顔の陰にこんな辛い経験があったという事に、改めて心打たれました。
休憩時間には各患者会の展示ブースもにぎわっていました。
のの字の歌体操も会場全員で踊りました。
シンポジウムでは「肺がん患者会ワンステップ」の長谷川一男さんも加わって、サーベイモンキーによるアンケート結果を基に患者力を今後どう生かしていくか話し合いました。
最後に厚生労働省と日本医師会、がん患者さんに向けたアピール文を発表して閉会しました。ご協力いただいた多くの方々に感謝申し上げます。

アピール文

【厚生労働省】
(1)働きながらも安心した治療を継続出来る社会体制を望みます。
厚労省の研究班が、治療と仕事の両立を図る「モデル就業規則」を作成したことを評価いたします。企業等への浸透をどのように図るのか、実現への具体的な道筋も示してください。

(2)ゲノム医療等の先進医療に早急な法整備を望みます。
近年の目覚ましい医療技術の進歩に法整備と地域の診療体制が追いついていないと感じます。
先進医療は治療法が確立されていない希少がんの患者やステージの進んだ患者にとって希望となっています。早急に法整備をお願いいたします。

(3)地域包括システムを成熟させるために、患者・家族の患者力も活用する施策をお願いいたします。

(4)がん対策推進計画に掲げている患者団体等との協力において、具体的に、
情報提供、活動助成などの経済的支援、活動場所の提供、講師派遣等を希望します。
なお、地方行政にも同様の協力を希望します。

(5)がん患者を対象とする支援制度について
40歳以上の患者さんには介護保険、20歳未満の患者さんには小児慢性特定疾患による
支援制度がありますが、20歳から40歳未満の患者さんに対する法令に基づいた支援制度が現在はなく、
ぜひ検討をお願いします。

【日本医師会】
(1)がん患者の状況に配慮した緩和ケアの充実 を希望します。
「苦痛のスクリーニング」を、がんの告知を受けた段階から実施して、療養場所問わず、必要な時に心身の苦痛が軽減され穏やかに生活ができることを望みます。

(2)在宅医療の地域連携推進 に加えて 患者会・患者支援団体との連携を希望します。

(3)がん拠点病院の相談支援センターにおいて、ピアサポート活動の推進を希望します。

【がん患者・家族の皆さんへ】
あなたにも患者力があります。それぞれの体験を社会に活かす視点を大切にし、
地域でのがん啓発活動や、がん患者支援活動、がん教育の場面であなたの患者力を役立てましょう。
そしてみんなで協力して医療行政に声を届けましょう。