がん患者団体支援機構

代表者挨拶

第15回がん患者大集会へ向けて

 NPO法人がん患者団体支援機構は、2005年以来、毎年「がん患者大集会」を開催し、日本のがん医療への提言を続けてまいりました。第1回大集会は大阪HNKホールで開催され、翌年2006年6月のがん対策基本法制定に大きな役割を果たしました。2016年12月にはがん対策基本法改正案も制定されました。

 昨年2018年の第14回がん患者大集会は、「今、患者力に求められるもの」をテーマに開催しました。がん患者が自身の体験を基に自己の患者力を高め、それを家族、仲間にも共有し、さらには患者会として、広く社会へアピールする大きな患者力に高めていくためにがん患者がどう活動していけばいいか、皆で検討しました。

 今年は、15年目の節目を迎えます。この間、がん医療は患者中心の医療へと大きく変化し、取り残されていた希少がんにも光があたるようになりました。治療においてはゲノム医療や免疫治療といった先進医療の研究が重ねられております。そこで、 第15回がん患者大集会では、がん治療の過渡期といえる現在の大きなテーマであります「先進医療」と「希少がん」について学んでいきたいと思います。

 また当機構がピアサポート事業を開始して10年の節目でもあります。「ピアサポート」はがん体験者によるがん相談で、新たながん患者にとって受容と共感と励ましを得られる重要な役割をはたしています。これまでの10年間の振り返りと今後のピアサポートの在り方を考えて行きます。

 皆さん、ぜひご参加よろしくお願いいたします。

 (第15回がん患者大集会のくわしい内容はイベント情報をご覧ください。)

 2019年7月吉日

 NPO法人がん患者団体支援機構 理事長 浜中和子 

理事長就任挨拶

NPO法人がん患者団体支援機構全会員の皆様へ

NPO法人 がん患者団体支援機構 理事長 浜中 和子

がんは1981年以来、日本人の死亡原因のトップを占めており、年間34万人の方が がんで亡くなっています。

NPO法人がん患者団体支援機構は、2005年5月28日第一回がん患者大集会が 開催された年の12月にがん患者大集会の支持母体として、設立されました。 初代理事長の三浦捷一氏、二代目の俵萠子氏、三代目の鳥越俊太郎氏の後を次いで、 この度私が理事長に就任いたしました。

わたくし浜中和子は、自身が1993年に乳がんになって以来、医師でありながら がん患者の立場でがん患者支援活動を続けてまいりました。

2005年の第一回がん患者大集会にも参加し、がん患者団体支援機構設立時より 理事に就任してまいりました。その後2007年より事務局長を務め 第三回がん患者大集会では、実行委員長として大会の開催運営を果たしてまいりました。 2009年より副理事長を務め、この度6月5日の総会及び総会後の理事会において理事長に 選任されました。

2006年にがん対策基本法が制定され、日本のがん医療の環境も改善されつつあります。 また全国に患者会も多数設立され、各地で患者会活動も盛んに行われております。 このような時期に、がん患者団体支援機構の理事長に就任し、その責任の重大さを ひしひしと感じているところです。

当機構には現在40あまりの患者団体が属し、また100名あまりの個人会員の方が 入会されています。今後、全国の患者会の方々とコミュニケーションを深め、 日本のがん医療における諸問題についてともに考えていきたいと思っています。 皆様からもご意見をお伺いしたいと思っておりますので、どうぞ何なりとお知らせ下さい。

3月11日に東日本大震災を経験した日本は、ひとつのターニングポイントを 迎えていると言えるでしょう。この難局を乗り越え、またがん患者さんががんになっても 変わらない自分らしい生活が出来るように今後とも誠心誠意精進していきたいと思っています。

今年度は理事も改選され、再任の理事も新任の理事も心新たに、 任務を推進する意気込みでおります。

私どもはこれまで六回のがん患者大集会を開催し、今年は第七回がん患者大集会を 11月に開催予定です。今年も多くの皆様のご参加、ご協力をお願い致します。

皆様どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

平成23年6月吉日